昨年8月に、中堅・大企業向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」の利用ユーザーを対象とした活用状況調査のアンケートを実施しました。（有効回答数 436）アンケート結果から、大企業のグループウェア活用効果や利用実態を見てみます。

導入メリット

89%の企業が業務効率アップを実感しています。その他にも、運用メンテナンスコストの削減や、ビジネススピードの向上を実感いただいています。

利用機能について

・利用しているグループウェアの機能を教えてください

スケジュールや施設予約、掲示板はほとんどの企業でご利用いただいています。アンケート実施当時、搭載されたばかりだったプロジェクト共有アプリケーション「スペース」は11位でした。「スペース」を利用可能な「ガルーン 3.5」と「Garoon on cybozu.com」ユーザーでは、37％が利用中となっており、今後は利用者が増える見込みです。

・利用している追加アプリケーションを教えてください

追加アプリケーションは、サービスライセンスの継続で無料で使えます。特に、経路の自動分岐や、代理申請・承認も搭載され、機能が充実しているワークフローは多くの企業で利用されています。

モバイル活用

・社外からのアクセスを行なっていますか？

75％のユーザー企業が外出先や自宅などからも「ガルーン」にアクセスしています。アクセス方法は、VPN経由が最も多く、次いで「サイボウズ リモートサービス」、インターネット経由となっています。

・利用しているモバイル端末を教えてください

「ガルーン」をご利用中のお客様の約半数がタブレットや、スマートフォン、携帯電話等のモバイル端末からもご利用いただいています。「ガルーン」は、スマートフォン専用アプリケーションや携帯電話専用の画面を用意しているので、モバイルからも快適にご利用いただけます。

運用環境

・「ガルーン」のサーバー環境について教えてください

社内でサーバーマシンを運用されているお客様が80％を占めています。データセンターやクラウドサービスで「ガルーン」を利用しているお客様も増えてきました。

・「ガルーン」と他システムを連携していますか？

77％のユーザー企業が他のシステムと「ガルーン」を連携して利用しています。LDAP/AD連携などシングルサインオン機能を中心に、大半の企業が認証連携や連携API等を利用して、業務効率の向上を図っています。

おまけ：テレビ会議の利用状況

・テレビ会議、またはWeb会議システムの利用状況を教えてください

・テレビ会議の利用用途を教えてください

半数近くの企業で、テレビ会議やWeb会議を利用しています。利用目的のほとんどが、他拠点の社員との会議でした。大企業では複数の拠点を持っているケースが多く、グループウェアや出張などでのコミュニケーションと併用してテレビ会議の利用も欠かせないようです。
一部で取引先企業やお客様とのコミュニケーションに利用しているケースもありました。

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今年も夏ごろアンケートを実施予定です。
今回はクラウド活用実態やソーシャルへの取り組みについても昨年と比較しどの程度変化しているのか注目したいと思っています。