だから乗り換えられない?Notesマイグレーションの壁
2013.09.13
グループウェアのトップランナーとして長年市場を牽引してきた「Notes/Domino」ですが、旧バージョンのサポート終了やシステムのWeb化に伴いマイグレーションニーズは高い状況にあります。
サイボウズにも「システムの運用負担が重い」「サポートが切れる前にリプレースしたい」といったお問い合わせをいただきます。
しかし、詳しくお話をお伺いしていると「乗り換えたいけど、カスタマイズした使い勝手がかわるのは不便かも...」「データ移行が難しくて捨てられない...」といったNotesマイグレーションへの関心が高いにも関わらず、実際乗り換えるとなるとハードルが高いケースも聞かれるところ。
そこで今回は、Notesマイグレーションのハードルをどうすれば乗り越えられるのか、またマイグレーションによってNotes運用時の課題をどのように解決できるかについて、お客様の導入事例を交えて紹介します。
乗り換えできない、Notesマイグレーションの課題とは?
Notesマイグレーションが難しい・できないと思うポイントは以下のいずれかが当てはまることが多くあります。
- 個別カスタマイズしてできたことができなくなる。
- 使い勝手が大きく変わり、教育コストがかかる。
- これまでよりコストがかかる。
- 「Notes」で蓄積してきたデータの移行ができない。
「ガルーン」乗り換えで得られる効果・メリットは?
これらのハードルを乗り越えて「ガルーン」を選択したお客様に決め手と効果をお伺いしました。導入のメリットと効果はどこにあるか、ご参考ください。
- カスタマイズした「Notes」を移行することができる。
「Notes」で作成していた業務ごとの日報や見積台帳といった20程度の業務アプリは、ほぼそのままのかたちで「Garoon」+「kintone」へ移行しましたが、特に苦労する点などはありませんでした。特に、「kintone」はグラフィカルなインターフェースで、あらかじめ用意されているパーツをドラッグ&ドロップするだけでフォーム設計が可能なため、作業は短期間で完了しました。しかも、プログラミングの知識などがなくてもアプリケーションを作成できました。(東洋ハイテック株式会社)
- 教育コストをかけずに運用することができる。
「ガルーン」は「Notes」 にも近い動きで、従来の業務フローをほとんど変えずに全社展開することができました。何より、マニュアルなしで運用できる手軽さや、感覚的な操作性が大きく評価できるポイントでしたね。弊社は配送や店舗運営など様々な職種が存在するため、働き方も異なり、ITリテラシーにも差があるのが実情です。要件をクリアするだけでなく、実際使われるユーザーに支持されることが重要なのです。(シダックス株式会社)
「ガルーン」の場合は説明会を省き、マニュアル数ページを作るのみでした。実際利用率も上がってきており導入して本当に良かったと思っています。(情報・通信業)
- コストダウンにつながる。
「ガルーン」に乗り換えたことで認証用サーバー含め、2台減らすことができました。(物流業)
「Notes」技術者の確保は高くつきますね、本当。トラブルが起こった場合でも、「Notes」データベースの知識がないと解決できないので、運用のために人一人雇ったくらいですが、「ガルーン」を導入することで技術者の人件費分が削減されました。(情報・通信業)
- 「Notes」のデータを移行できる。
「Notes」のスケジュールやファイル情報、ワークフローデータを移行しました。重要度に関わらずすべて「ガルーン」に移行することができました。(共同組合)
サイボウズ ガルーン プロモーション担当 高田