【ガルーン連携製品】音声認識で施設予約!Cisco Sparkとのスケジュール連携
2016.06.28
はじめに
こんにちは、ガルーンプロモーションチームです。突然の来訪や急な打合せなど、空いている会議室を急いで予約したいときってありますよね?ガルーンで空いている施設を検索することもできますが、目の前の来訪者を待たせているような場合、自席に戻ってパソコンにログインして、ガルーンを開いて・・・というのは結構煩わしいもの。そんなときに便利なのが、Cisco Sparkを使った施設予約!スマホにアプリをいれておけば、音声だけでガルーンの施設予約ができます。今回はそんな Cisco Spark との連携をご紹介します。
Cisco Spark とは?ガルーンでなにができる?
Cisco Spark とはシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)が提供する、クラウドベースのコラボレーションサービスです。Webブラウザを通じてプロジェクトごとの会議室を自由に開設したり、会議室に入ったメンバー同士で、メッセージの送受信やファイルの共有などができます。
先日、 Cisco Spark を使って、音声だけで「ガルーン」の施設予約ができるAPIをdeveloper networkに公開しました。
使ってみました!
まずは Cisco Spark のアカウントを取得。自分のスマホに Cisco Spark のアプリをインストールしてログインし、ガルーンのスケジュール登録用の「会議室」※を選択します。※ Cisco Spark には「会議室」というグループチャット機能があります。あらかじめガルーンのスケジュール登録用の「会議室」を設定しておく必要があります。
スケジュール登録用の「会議室」を開いたら、「会議室2人で1時間で検索して」とスマホに話しかけます(テキスト入力も可能です)。
すると、今から1時間空いている定員が2名以上の施設のリストがbotから自動的に表示されます。
今回は会議室Aを予約することにします。会議室Aの予約番号は[1]番なので、「Cisco Spark」に「1番を1時間で予約して」と話しかけます(これもテキスト入力でもOKです)。
すると「予定登録完了」と表示され、予約が完了します。ガルーンの施設一覧を確認すると・・
Cisco Spark からの予約が入力されていました!施設の予約はガルーンのモバイルアプリからでももちろん可能ですが、チャット形式でぱぱっと予約したいとき、手が使えず音声だけで操作したいときにはこちらが便利そうです!
設定はどうすればいいの?
Cisco Spark とガルーンの連携、気になる仕組みですが以下の図のようになっています。
今回は Cisco Spark とクラウド版ガルーン(Garoon on cybozu.com)のAPIを連携させるため、AWS Lamadaを利用しています。※必ずしもAWS Lamadaである必要はありません。developer networkにはコピーしてそのまま使えるサンプルコードを掲載していますので、ぜひ試してみてください。
各種イベントでもご紹介しております!
シスコ主催イベント、「シスコ コラボレーション サミット 東京 2016」ではサイボウズ社長の青野が登壇し、Cisco Sparkとのデモをご紹介しました。
→シスコ コラボレーション サミット 東京 2016のアジェンダを見る
また、先日幕張メッセで開催されたInteropのシスコブースでも、展示を行いました。
興味深く聞いてくださるお客様やパートナー様も多く、IoTへの関心の高さを感じました。今後もイベントやセミナーなどでお目にかかる機会があるかと思います。Cisco Spark のそばにガルーンを見つけたら、ぜひお声がけください。今後もグループウェアNEWSではガルーンと連携できる様々な製品をご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!
サイボウズ アシスタントプロダクトマネージャー 山本悠子