こんにちは。Garoon カスタマーサクセスチームです。

2024月7月に掲載した記事「目を惹くHTMLポートレット・ポータルを作る！」では、情報を強調・整理するのにHTMLポートレットが便利であることをご紹介し、HTMLを書かない小ワザとして、書式編集の活用についてご案内しました。

今回は更に、HTMLを書かずにデザイン性の高いポータルを作る方法として「社内ポータル作成プラグイン」についてご紹介します。

「ポータルを整理したいと思っているがデザインを考えるのが苦手」「HTMLを書く自信がない」という方はぜひご参考ください。

＜目次＞

1. プラグインとは

IT分野では、アプリケーションの機能を追加・拡張するプログラムのことを「プラグイン」と呼んでいます。

プラグインはそれ自体で動作するものではなく、アプリケーションに追加されることで動作します。アプリケーション本体のプログラムを変更せずに、必要に応じて追加、不要になれば削除できる点がプラグインのメリットといえます。

Garoonのプラグインは、ZIP形式のプラグインファイルを読み込んだ後に、簡単な設定をするだけで機能の追加・拡張を実現できます。

2. 社内ポータル作成プラグインとは

社内ポータル作成プラグインは、さまざまな社内システムや社内規定集へのリンクを案内板のようにまとめられるプラグインです。

画像①のように、各種申請のURLや相談窓口、組織図や規程集など、社内の情報を整理して誘導するポータルを作成できます。

画像②のように、「タイトル」「説明」「URL」「背景色」を設定画面にて指定すれば案内板が出来上がります。

これまではHTMLポートレットにHTMLを書かないとデザイン性の高いポータルは作れませんでしたが、このプラグインを使えば、画像①のような案内板を誰でも簡単に作ることができます。

なお、設定方法やプラグインを使うにあたっての注意点については下記ページをご参照ください。

ところで、プラグインの他に、Garoonでは「ポータルテンプレート」を提供しております。

ここで提供されている次の「行き先案内板」と何が違うのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。

社内の情報を案内板のようにまとめられる点で、用途は一緒になります。

違いは、HTMLを編集する必要があるかどうかになります。

上記のポータルテンプレートは、HTMLポートレットにサンプルのHTMLが書き込まれた状態で利用することになります。そのため、文言やリンク先などを編集する必要があります。

一方で、「社内ポータル作成プラグイン」については、プラグインの設定画面から「タイトル」「説明」「URL」「背景色」を指定するので、HTMLを編集することなく利用できます。

反対にいうと、HTMLやCSSの知識があれば、ポータルテンプレートの方がプラグインよりも色のバリエーションを変更できるなど柔軟に対応できるともいえます。

そのため、担当者のスキルやメンテナンス性を考慮して、プラグインかポータルテンプレートかお選びください。

HTMLを書かずにデザイン性の高いポータルを作る方法として「社内ポータル作成プラグイン」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ポータルテンプレートの行き先案内板でも同様のポータルを作成することができますが、HTMLを編集する必要がない分、より分かりやすく簡単に設定することができます。

手軽にポータルのデザインを高めたいと思われていた方や、HTMLの編集が課題でポータルのメンテナンスを他人に引き継げなかった方はぜひご活用ください。

また、プラグインは簡単に機能拡張できるものなので、今までご存知なかったという方もぜひこの機会に活用を検討してみてください。

なお、「社内ポータル作成プラグイン」以外にも沢山のプラグインがございます。

例えば、「ToDo連携プラグイン」や「アンケートプラグイン」など、弊社サイボウズが提供しているプラグインはすぐにご利用いただけます。

その他にも、他サービスと連携できるプラグインなどございますので、自社に合いそうなものを見つけてみてください。

Garoonカスタマーサクセスチーム