社員みんなの幸せは、情シス女子の幸せです

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あなたの部署にもいるかもしれない「情シス女子」
彼女たちは、どんな想いを抱きながら日々働いているのでしょうか?
サイボウズ プロモーション担当の大滝が、企業の情報システム部門の女性に、働く喜びと苦労、忘れられないプロジェクト、将来の展望などをインタビューします。

第 3 回は、IT業界で働く情シス女子さんを取材してきました。
現場での経験を活かし、思いやり溢れる仕事観のもと、業務に励む女性です。

今回取材させていただいた株式会社 モバイルファクトリー様は、ソーシャルアプリ事業やモバイルコンテンツ事業を手がけていらっしゃいます。
6月26日にリリースしたばかりの「ステーションメモリーズ!」というサービスが、現在人気を集めています。「でんこ」と呼ばれる可愛らしいパートナーと一緒に、日本全国のさまざまな駅をコレクションしてまわる駅収集位置ゲームです。
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今回は、モバイルファクトリー様の開発推進室にてお勤めされている女性に、お話を伺ってまいりました。それではどうぞ!

現場での経験を活かし、情報システム部門へ

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本日は、よろしくお願いいたします。早速、インタビューに移らせていただきます。システム部門に配属された経緯と、現在行っている業務についてお聞かせいただけますか。

よろしくお願いします。
総合職として新卒で入社し、モバイルサイトの運用を行っていたところシステム担当に「留学」しないか、とお誘いを受けました。その「留学」をきっかけに、システム関連のお仕事が増えていきました。その後も様々な部署を経験しましたが「システム寄りの業務」をさせていただくことが多かったです。正式な情報システム担当になったのは、昨年の5月からです
現在の業務は、社内のサポートデスクがメインです。トラブルが起きた際の対応や、端末の管理を行っています。
また、現場の方の業務改善のお手伝いもさせていただいております。社内で、システムに関して困っている方を助けるお仕事は、全般を担っています。

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幅広い業務内容ですね!

そうですね。会社のことは広く浅くは詳しいかもしれません。

社内からのお問い合わせは、1日どのくらいあるのでしょうか

多い日は10件から15件の問い合わせに対応しています。チャットで相談が来ることがほとんどです。スピード感のある対応が行えるので、チャットの存在は、非常に助かっています。
問い合わせの多い事例に関しては、問い合わせを減らす対策の検討も行います。そもそもなぜこのお問い合わせは多くなってしまっているのか、原因を追求し、改善に取り組みます。現場の方向けに手順書を作り、お問い合わせを減らす工夫も行っています。

現場の方の業務改善のお手伝いとは、どういったことをされているのでしょうか。

現状の業務フローを効率化できないか見直しを行い、必要であれば新たなツールの導入の検討を行います。
一例をあげますと、Excelで管理されている業務の見直しを行っています。Excelで社内のデータを管理することは、どの企業様でもよくあることだとは思うのですが、複数のファイルにまたがってデータが管理されていることで、現場の方の余計な手間が増えておりました。Excelで管理しているデータをデータベースに移行することで、作業を効率化できないか、調整を行っています。「サイボウズ Office」のカスタムアプリ機能を使う場面もありますよ。

そうなんですね!ありがとうございます。

業務依頼系は、カスタムアプリにどんどん移行していきたいと思っています。
他には、社内でサーバーの管理を行わなくてもいいように、外部のクラウドサービスの検討も始めています。

全体として、クラウド化という流れになっているのでしょうか。

そうですね。社内でメンテナンスするよりは、社外にもうお任せしたほうがいいね、という考え方に変わってきています。システム部の方針は、時代の流れや会社の方向性の変化に沿って、柔軟に対応するようにしています。

業務を進めるにあたって、困ったことが出てくるかと思うのですが、どなたに相談されることが多いですか?

開発推進室の室長です。私の上司にあたります。
何か困ったことがあれば、すぐに相談をするようにしています。

どういうところが頼りになるのでしょうか?

ドライなところでしょうか。筋がしっかり通っているので、精神論で言いくるめられることがありません。自分の判断が正しいのか間違っているのかわからないときも、理論立ててその是非を教えて下さいます。自分も人に説明するときは、その意識を持たなければ、と感じています。

「ありがとう」と言われると、ただそれだけで頑張ろうと思える

どんなときに、仕事に対してやりがいを感じるのでしょうか?

毎日いろんなことがあるので、社内の方から「ありがとう」と言われると、それだけで頑張ろうって思えます

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印象的なエピソードがあれば、お聞きしたいです。

特に大変だったことは、昨年の10月末にあったオフィス移転です。
オフィスの移転が確定してから、移転するまでに実質3ヶ月しかなく、また移転と同時に、新しくAD環境を作ることになりました。非常に限られた時間で、移転作業とAD構成や購入するライセンスの検討を、同時に行うことになりました。移転業務の経験は初めてでしたし、そもそも情報システム担当になりたての時期だったので、すべてのことが手探りの状態でした。

配属されてすぐに移転があったんですね!

当時は、先の見えない恐怖がありましたね。
移転の日は着々と迫る中で、準備はなかなか終わらず、どうしよう...と落ち着かない時期が続きました。かなり追い込まれましたが、最終的には、大きなトラブルもなく、滞りなく業務を開始できる体制を整えることができました!また、追い込まれた状態で勉強した結果、自分の力もつき、社員のサポートもこれまでよりスムーズに行えるようになっていました。
しんどかったのですが、その分得られるものが多かったので、頑張って良かったと思っています。

みんなの働く環境をよくすることは、自分の幸せにもつながる

様々な部署を経験されてからシステム担当に配属されましたが、現場での経験
はいまの業務にどう生かされているのでしょうか。

現場にいたときは、自分の依頼したことが、システム担当にすんなりと受け取ってもらえないことがあり「どうしてやってくれないのだろう」と感じることが多かったです。しかし、いざ逆の立場になってみると、現場からのちょっとした依頼を引き受けるだけでも、検討しなければならない事項がたくさんあるのだと気付かされました。社内のサポート業務の大変さを、はじめて実感しました。
情シス担当になってからは、なるべく社内の方が「なんでやってくれないんだろう」という気持ちを持たなくて済むように、と意識しながら業務を進めています。素早く深く検討し、言われたこと以上の回答がスピーディに出せるよう、努力しています。
そして、笑顔を絶やさず、相談しやすい空気をまとっていくことも、同時に心がけています

現場の方とのコミュニケーションも欠かしません

現場の方とのコミュニケーションも欠かしません

周りと仕事を進めるにあたって、笑顔でいることって、大事ですよね。

私は、笑顔を絶やさないことは、とっても大事なことだと思っています。
「システムの方には相談しづらい」という印象を持っている方が現場にいるという事実は、自分のこれまでの経験から学びました。そこで、システム部門が社員のことを第一に想って行動している、ということをアピールしていきたいと思ったんです。
自分がシステム担当と「システムの人は相談しづらいな...」と思っている方の間に立って、スムーズに業務が進められるように取り計らえたらなと思っています。
みんなの働く環境を良くすることは、自分の幸せにもつながることだと思います。ですから、「何でも聞くよ」「こまったことがあったら相談してみて」という空気を出すことを心がけています。

社内のIT環境をよりよくしていくには、システムに関する専門性を高めるのと同時に、現場の方への理解を深めていくことも大切なのですね。
最後に、今後の目標について教えていただけますか?

部署内に関して言えば、開発推進室内の環境をより良くしていきたいと考えています。人によって作業にばらつきが出ないように、手順書の整理などを進めたいです。あとはプログラムをもっともっと勉強したいです!社内システムの実装も任せていただけるようになりたいですね。
部署外に向けては、とにかくスピード重視で、現場を待たせることなく対応することを、引き続き心がけたいです。
また、会社にとって役立つ情報を、見やすい形で残しておくことに取り組んでいます。ナレッジ管理も進めていき「モバイルファクトリーの教科書」を作っていけたらと考えています。

インターネットサービスを通して人を幸せにする、ということが、私の人生の大きなテーマの一つです。インターネットに限らず、情報システム担当として、もっと実力を高めていけば、その先に進むステップがあるのかなと思っています。

ありがとうございました。今後もご活躍を楽しみにしております。

ありがとうございました ^ ^

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サイボウズ プロモーション担当 大滝 空