Notesから移行する7つのメリット―その2:サーバーの老朽化及びデータ量増加に伴うレスポンス低下や障害の発生を考える
2016.06.21
IBM Notes/Domino(以下、Notes)における7つの課題について紐解いていきながら、その解決策となる「サイボウズ ガルーン(以下、ガルーン)」のメリットを連載形式でお伝えする第二回目。今回は、長年のNotes運用でサーバー自体が老朽化し、データ量が増大したことでレスポンス低下に陥ってしまうという課題に対して、ガルーンを使うことで得られるメリットについてわかりやすくお伝えします。
【Notesから移行する7つのメリット:バックナンバー】
その1:多様な利用シーン(外出先、自宅、モバイル、等)への対応を考える
その2:サーバーの老朽化、データ量増加に伴うレスポンス低下や障害発生を考える
その3:保守・サポート切れのため、問題発生時の対処ができないことを考える
その4:独自システムのため、他システムと容易に連携できないことを考える
その5:端末入替えに伴うNotesクライアント設定、個別端末環境に応じた問い合わせなど、対応負荷の増加を考える
その6:DBが多くなり、欲しい情報が取り出せないことを考える
その7:Notes技術者の退職でメンテナンスが困難になること、自社に合わせたカスタマイズで開発コストがかかることを考える
Notes DBの肥大化がパフォーマンス低下を招く
○長年運用することで起こるNotes DBの肥大化
どんなシステムであっても、導入した当時は最新のハードウェアプラットフォームで動かすのが一般的ですが、長年運用し続ければ当然ながら老朽化してくるものです。また、長年使い続けることでデータが蓄積し、レスポンスの悪化を招いてしまうような仕組みも少なからず存在します。特にNotesの場合、情報共有基盤として全社員が利用するグループウェアという性格上、様々なサイズの添付ファイルがメールに数多く添付され、スケジュールも日々更新、年を経るごとに複雑になっていくワークフローなど、Notes DBそのものが肥大化してしまうのも致し方ありません。長く運用していけばどうしてもレスポンスの低下を招き、結果として障害も発生しやすくなってくるものなのです。