Notesから移行する7つのメリット―その3:保守・サポート切れのため、問題発生時の対処ができないことを考える
2016.07.20
IBM Notes/Domino(以下、Notes)における7つの課題について紐解いていきながら、その解決策となる「サイボウズ ガルーン(以下、ガルーン)」のメリットを連載形式でお伝えする第三回目。今回は、バージョンごとに仕組みが大きく変わってしまうことで保守・サポートが切れてしまい、何かあったときの対処に苦慮しがちなNotesの課題について、ガルーンではどう対処しているのか、またそのサポートにおける評価について詳しく見ていきます。
【Notesから移行する7つのメリット:バックナンバー】
その1:多様な利用シーン(外出先、自宅、モバイル、等)への対応を考える
その2:サーバーの老朽化、データ量増加に伴うレスポンス低下や障害発生を考える
その3:保守・サポート切れのため、問題発生時の対処ができないことを考える
その4:独自システムのため、他システムと容易に連携できないことを考える
その5:端末入替えに伴うNotesクライアント設定、個別端末環境に応じた問い合わせなど、対応負荷の増加を考える
その6:DBが多くなり、欲しい情報が取り出せないことを考える
その7:Notes技術者の退職でメンテナンスが困難になること、自社に合わせたカスタマイズで開発コストがかかることを考える
業務の俗人化を招くNotes DBの限界
○エンドユーザコンピューティングを可能にしたNotes
企業における業務基盤として広く普及しているNotes。全社規模で情報共有が可能なグループウェアとしての機能が備わっていることはもちろん、システムに精通した方であれば独自の業務プロセスをシステムに実装できるということが大きなメリットの1つです。つまり、Notesはエンドユーザコンピューティングを実現するためのプラットフォームの1つであり、単なるパッケージ製品ではありません。多くの企業がNotes DBを駆使して様々な業務フローを個別に実装しており、現場が使いやすい環境を整えているのです。